三宅洋平(犬式 INUSHIKI)とは?プロフィール・経歴
三宅洋平(みやけ ようへい)は、日本のバンド犬式(INUSHIKI)のボーカリスト/ギタリストとして広く知られるアーティスト。 レゲエ/ダブ/ロック/ヒップホップを自由に横断するミクスチャーサウンドと、 強い思想性と優しさが共存する歌詞が特徴で、2000年代のライブシーンに大きな影響を与えた。
犬式は全国のライブハウスやフェスで熱狂的な支持を集め、“音楽と生活が地続きである文化”を象徴する存在として評価された。 バンド活動休止後も、三宅洋平はソロやセッションを通じて、 日常・思想・音楽を結びつける独自の表現を磨き続けている。
三宅洋平の音楽性と特徴
① 犬式に宿るミクスチャーの核心
犬式の音楽は、レゲエの縦揺れグルーヴを中心に、 ロックの熱量、ダブの浮遊感、ヒップホップの語り口をハイブリッドした独自のスタイル。 バンドの演奏が作り出す生命力の塊のような音に、三宅洋平の言葉が重なることで、 単なるジャンル融合ではない“深い温度”を帯びた音楽になっている。
② ライブの祝祭性と精神性
三宅洋平のライブはしばしば“儀式”と表現されるほど、強い一体感と祝祭性が生まれる。 そこには激しいエネルギーと同時に、静かな祈りのような時間が存在し、 観客同士のつながりを自然に生む空気がある。
③ 音楽と思想が直結した表現
社会問題・生活・家族・自然・旅―― 三宅洋平の音楽は、これらを別々に扱うのではなく、 すべてが地続きであるという実感を言葉と音で表現している。
三宅洋平(犬式 INUSHIKI)が影響を受けたアーティスト・作品
1. ボブ・マーリー(Bob Marley)
犬式 INUSHIKI のギタリスト・三根星太郎は、 「沢山の音楽家の血肉になった。我々も間違いなくその一人だ」 とコメントしており、バンドとしてレゲエ文化の影響を公式に認めている。
2. 映画『Rockers』のホース・マウス(Horsemouth)
三宅洋平はRiddimインタビューで 「一番クラったのは映画『Rockers』のホース・マウスの歩き方」 と語り、レゲエ特有の“揺れ”と“タイム感”の原体験として触れている。
YouTubeでRockers (Horsemouth) を検索
参考: Riddim インタビュー
三宅洋平の歌詞・世界観の魅力
① 生活と世界をつなぐ“等身大の言葉”
三宅洋平の歌詞は、難解な比喩や抽象性ではなく、 生活に根ざしたリアルな言葉で世界を語る点に特徴がある。 スーパーで買い物をする日常、家族との会話、自然の中で深呼吸する瞬間、 これら一つひとつが「世界とつながる感覚」として提示される。
だからこそ、彼の言葉は社会的メッセージを扱っても“説教”にならず、 聴き手の生活にやさしく浸透していく。
② 小さな出来事の中に宿る祈りと希望
三宅洋平の世界観は、壮大な理念ではなく、 小さな日常の積み重ねの中に光を見つける点に大きな魅力がある。 食卓のあたたかさ、自然の匂い、子どもが笑う瞬間―― そうした誰もが経験する場面を、音楽的な救いや祈りへと昇華する力を持つ。
そのまなざしは、多忙な現代社会で忘れがちな“人間らしさ”をそっと思い出させてくれる。
③ 否定ではなく肯定から始まる思想
三宅洋平の歌詞には、社会的問題への問題意識がしばしば表れるが、 彼の言葉は批判や怒りからスタートしない。 まずは現実を肯定し、その上で未来をどう育てるかを問いかける構造になっている。
この姿勢が、多くのリスナーに“安心感”と“前向きなエネルギー”を届けている。
④ “共に生きる”という思想の可視化
彼の歌詞には一貫して“共に生きる”というテーマが存在する。 それは人間同士だけでなく、自然、社会、未来の子どもたちを含む 大きなつながりを想定している。
そのため彼の音楽は、単なる娯楽ではなく、 “自分も世界の一部である”という実感を与える装置として機能する。
代表曲・おすすめ曲
1. 高校3年生(犬式 INUSHIKI)
犬式を象徴する名曲。青春・葛藤・社会意識が混ざりあう、強い生命力を持つ楽曲。
2. みらいのこどもたちへ(ソロ)
三宅洋平の思想と優しさが凝縮された代表曲。 未来へ向けた祈りのような歌。
3. OVERHEAT(犬式 INUSHIKI)
犬式のライブで最もエネルギーが爆発する楽曲。レゲエ×ロックの真髄。



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