プロフィール
奥田民生（おくだ たみお）は、日本のシンガーソングライター・音楽プロデューサー。1965年5月12日生まれ、広島県広島市出身。1987年にロックバンド「UNICORN」のボーカリストとしてメジャーデビューし、1994年よりソロ活動を開始。ユーモアと飄々としたキャラクター、そして骨太なロックサウンドで多くのファンを魅了してきた。
J-POP、ロック、ブルースなどをベースにしたサウンドは、世代を超えて親しまれ、プロデューサーとしてもPUFFYやサンボマスターなど数多くのアーティストを手がけた。日本の音楽シーンにおける「マイペースの象徴」ともいえる存在。
影響を受けたアーティスト
奥田民生は国内外のロック・ブルース系アーティストから大きな影響を受けている。ギター中心のサウンドとシンプルで芯のある音楽スタイルは、以下のアーティストたちの影響を色濃く感じさせる。
1. The Beatles
奥田自身が「音楽を始めるきっかけになった」と語る存在。特にポール・マッカートニーへのリスペクトは深く、ビートルズカバーもたびたび披露している。
2. RCサクセション（忌野清志郎）
日本語ロックのパイオニア的存在である忌野清志郎にも強く影響を受けた。脱力感と熱量のバランスは、奥田の音楽性と通じる。
3. Neil Young
ラフでシンプルな演奏スタイル、歌詞への誠実さなど、奥田のソロ活動期に色濃く現れている影響源。
おすすめ楽曲紹介
- 「イージュー★ライダー」： 日本の“自由”を象徴するロードムービー的ロックナンバー。
- 「愛のために」： ソロデビュー直後の代表曲。ポップで力強いサウンドが魅力。
- 「さすらい」： 旅と孤独を描いた名バラード。CMなどでも使用され、幅広い層に支持される。
- 「SUNのSON」： サンボマスターとのコラボで生まれたアツいロックアンセム。
ファン層とSNS傾向
30代〜50代を中心に根強い支持を持ちつつも、近年では若年層の音楽ファンからも再評価が進んでいる。X（旧Twitter）ではライブレポや奥田民生の“ゆるい名言”がバズることもあり、YouTubeではセルフプロデュースのライブ映像やスタジオ風景が人気を集めている。
名言・MCまとめ
- 「オレの音楽、かっこよくないけど、気持ちいいでしょ？」
- 「カッコつけるより、ゆるくて強いのが好きなんです」
- 「頑張るより、やってれば何とかなるってこともある」
コラボアーティスト解説
- PUFFY： プロデュース兼作詞作曲を担当し、大ヒットを生み出した。
- サンボマスター： ライブ共演やスタジオコラボでロック魂をぶつけ合う。
- ユニコーン： 再結成後も継続的に活動中。奥田の原点とも言えるバンド。
ライブ履歴・フェス出演情報
- RISING SUN ROCK FESTIVAL、FUJI ROCK FESTIVAL、ROCK IN JAPANなど常連
- 全国ライブツアー「ひとり股旅シリーズ」はアコースティックの真骨頂
- ユニコーン再結成後も定期的にツアーを開催
使用機材・ギター
- ギター： Gibson SG、Fender Telecaster、YAMAHA customなど
- アンプ： Fender Twin Reverb、MATCHLESS
- 録音機材： 自宅スタジオにてDAWベースでセルフ録音も行う
コメント